Life is Art with Tae
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扉の向こう

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高校で、陶絵付けを指導することになり、一人で佐賀県を旅しました。波佐見や伊万里、有田で瀬戸物の勉強をし、様々な工房をまわりました。

唐津を訪れた時のこと。『虹の松原』という駅がありました。地図上でみると唐津の一つ手前の駅で、砂浜を通っていけそうだったので降りてみました。

当時は無人駅で、目の前は松林だけ。白砂の道が奥へ続いていました。歩き続け、やっと扉が見えると、玄界灘が広がっていました。

海には、そびえるような巨大な工場がありました。帰宅してから原発だと知りました。