educational record
高校や科学技術館など、仕事として様々な形で造形教育に関わりました。
私立高校にて
手仕事 箸づくり&陶芸絵付けの実践
高校では、はじめに工芸分野の手仕事を担当しました。
箸づくりでは、一学年200名がヒノキの角材を削り箸を作りました。柿渋で二度ぬり、敷地内に乾燥棚を制作、設置、
200名が完成することができました。また、箸の歴史や、文化も授業で取り入れ、テーマを広げていきました。
陶芸の絵付けも行いました。呉須による染付で、骨描きとよばれる輪郭を筆でおこす練習の後、各自のデザインの皿を仕上げました。
芸術科 美術の指導
一年生から、三年生まで、授業で気を付けていたことは、その人の方向性を大切にし、集中できる環境を保つことです。
美術は、深い精神的な活動です。一人一人の作品をとても大切に思っていました。
生徒作品から
切り絵ステンドグラス
宝箱のデザイン 木彫
講評会では全員の作品を並べ、生徒が自分の好きだと思う作品にメッセージを書き入れていきました。
ドライポイント 版画
美術部 アクリル画
科学館での実践
学芸員資格を取得するために、博物館インストラクターとして二年間科学技術館で働きました。
科学を身近に感じるための物つくりは、日々勉強の世界でした。偏光板の工作、レーザー光線で動かす紙のレコード作り等、イベントを企画することがとても楽しかったです。